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ホホバ
○ キャリアオイル ○
名前 ホホバ JOJOBA
学名 Simmondsia sinensis (Link.) , C K Schneider ,
Buxus sinensis
科名 ツゲ科
抽出部分 種子
抽出方法 圧搾法
原産地・分布・生産地域
南カリフォルニア、アリゾナ、メキシコ北西部の砂漠地帯に自然生育しています。不毛地域、半乾燥地域でよく育ちます。
香り、色および特徴
正確にはホホバは“液体ワックス”といってオイルではありません。
ワックスは代謝されないのです。
金色をしています。軽い使い心地で、浸透性が高いです。
かすかに甘い香りがします。
皮脂にとても似ており、保湿と乳化作用に優れます。
タンパク質、ミネラルを多く含みます。
特筆すべきは、その安定性でしょう。
簡単には酸化せず、熱に対してしても安定しており、腐敗しません。
何年もの間、化学変化を起こさないのです。
また低温下では固まることがありますが、10℃位でまた液体に戻ります。
活性成分
【脂肪酸類】 ステアリン酸(71)、アラキン酸(14)、パルミチン酸(11)、
オレイン酸(6.7)、ベヘン酸(1)、パルミトレイン酸(0.1)、
リノール酸(0.3)、リノレン酸(0.2)
【脂肪族アルコール】 エイコサノール(44)、ドコサノール(45)、
テトラコサノール(9)、オクタデカノール(1)
身体への効能・効果・効用
“油焼け”しにくいオイルです。
乾燥した頭皮に。
乾癬、湿疹に。
日焼けによる炎症に。
皮膚のひび割れ、おむつかぶれに。
妊娠線の予防に。
すべての肌質に有効です。
過剰な皮脂の蓄積を調整し、抑制します。
髪のコンディションを整えます。
注意・禁忌
アレルギー反応を起こす原因となる恐れがあります。
接触性皮膚炎の例も報告されています。
内服は出来ません。
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ちょこっと小話を(^-^)b
成長が遅く、種子を実らせるのは樹齢15年ごろからです。
不毛地帯の砂漠化を食い止める目的で植樹されたりもします。
メキシコおよびアメリカ南西部の先住民であるブエプロ族は、
砂漠の乾燥に対し、皮膚と髪につけました。
また、痛みや擦り傷の治癒などにも用いていました。
初期のスペイン伝道師達も利用していました。
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