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セサミ(ごま)

○ キャリアオイル ○

名前 セサミ  SESAME
学名 Sesamum indicum DC
科名 ゴマ科
和名 ごま
抽出部分
抽出方法 低温圧搾法


原産地・分布・生産地域
原産は東インドです。
現在は世界中で栽培されています。
特に中国、インド、アフリカ、南アメリカで盛んです。

香り、色および特徴
殆んど無臭で、透明で淡い黄色をしています。
最上級品は、1回だけの低温圧搾とろ過を経て作られます。
低級品は高温高圧搾されたあと、精製と脱臭されて作られます。
とても安定したオイルで、油の酸化速度は非常に遅いです。
ビタミン、ミネラルを豊富に含みます。


活性成分
リノール酸(35~50)、オレイン酸(35~50)、パルミチン酸(7~12)、
ステアリン酸(3.5~6)、α-リノレン酸(~1)、アラキン酸(~1)、
ミリスチン酸(~0.5)、ベヘン酸(~0.5)、パルミトレイン酸(~0.5)、
エイコセン酸(~0.5)、エルカ酸(~0.1)

身体への効能・効果・効用
リューマチに、また皮膚のコンディションを整えるのに効果があります。
乾癬、乾燥性の湿疹、静脈の損傷に。
ベースとなるキャリアオイルに、約20%で加えると、マッサージに最適です。


注意・禁忌
過敏症の原因となることがあるそうです。(Torsney 1964)

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ちょこっと小話を(^o^)
セサミオイルは血小板の量を増やし、貧血症に対処すると言われています。
種子は便秘に有効です。粉末を水と混ぜて痔の治療にも用いられました。

ごまは古代から様々な国で利用されてきました。
古代エジプトでは種子を挽いて、粉を作っていました。

古代バビロニアでは女性達が若さと美貌の維持のため、
ハチミツと混ぜ合わせたキャンディー“ハルバ”を食べていました。

ローマ人の戦士達も体力の補給に、種子とハチミツを混ぜて食べていました。
現在では東洋、地中海地方などで“タヒニ”と呼ばれる、
ごまのペーストが作られています。

いわゆるゴマ、ごま油。
セサミは古くから人とかかわってきた、身近な植物の一つです。





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