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サンフラワー
○ キャリアオイル ○
名前 サンフラワー SUNFLOWER
学名 Helianthus annuus L.
科名 キク科
和名 ひまわり
抽出部分 種
抽出方法 低温圧搾法
原産地・分布・生産地域
原産は南アメリカです。
現在はアメリカ、南フランス、アルゼンチン、インド、
東ヨーロッパ、地中海地方、旧ソ連地方で主に栽培されています。
香り、色および特徴
未精製のオイルは、かすかにナッツの香りがします。
金色のオイルです。
必須脂肪酸、ミネラル、ビタミンを含み、特にビタミンEが豊富です。
未精製のほうが、栄養価が高いです。
活性成分
リノール酸(64)【低温栽培によっては(55~70)まで増加】、
オレイン酸(14~35)【種類によっては(78~83)まで増加:High-oleic種】、
パルミチン酸(1~10)、アラキン酸(~1.5)、ベヘン酸(~1)、
パルミトレイン酸(~1)、ミリスチン酸(~0.5)、リグノセリン酸(~0.5)、
エイコセン酸(~0.5)、エルカ酸(~0.3)、α-リノレン酸(~0.3)
身体への効能・効果・効用
皮膚の疾患、打撲に。
足の潰瘍に。
皮膚を柔軟に、潤いを与えます。
マッサージ、ビューティーケア、スキンケアなど多目的に使用できます。
あらゆる肌質にあうオイルです。
注意・禁忌
混合クッキングオイルに使われる油は、高精製されています。
アロマセラピーでは用いるべきではありません。
また未精製のオイルは加熱すると分解され、毒性物質を生じます。
高温で使用してはなりません。
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ちょこっと小話を(^o^)
有機栽培で育てられたサンフラワーオイルは、
カレンデュラやその他の植物油の浸出媒体としても利用されます。
オレイン酸の豊富なHigh-oleic種は、元来ロシアの自生種です。
オリーブオイルと成分の構成が似ており、代用品として申し分ないです。
(High-oleicのオイルは高温でも安定しており、料理でも使われます。)
ロシアではヒマワリの花と葉を、
胸部の疾患やマラリアの治療に用いていました。
またアメリカの先住民はリューマチの治療に、このオイルを用いていました。
イロコイ族の春と秋に行う儀式の聖餐にも使われます。
アステカ人からは、太陽の象徴として崇拝されてきました。
ひまわりは大きいもので、なんと5mにも達するそうですよ!
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