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アーモンド(スィート アーモンド)
○ キャリアオイル ○
名前 アーモンド(スィート アーモンド) ALMOND
学名 Prunus dulcis, P. amygdalis var dulcis, P. dulcis var dulcis,
P. amygdalis var sativa, Amygdalis communis
科名 バラ科
抽出部分 仁
抽出方法 低温圧搾法、溶剤抽出法(低価格のものに多い)
原産地・分布・生産地域
原産は中東です。
現在は地中海沿岸やカリフォルニアで栽培されています。
香り、色および特徴
未精製の油は、繊細な甘いナッツの香りがします。
また、マジパンのような風味も持ちます。
淡い黄色で、わずかに粘性があります。
オイリーですが適度に軽い、扱いやすいオイルです。
健康な状態の皮膚では、吸収が遅いです。
ミネラル、ビタミン、タンパク質が豊富です。
酸化しやすいオイルです。
ビタミンEを多く含む小麦胚芽オイルを添加すると良いでしょう。
活性成分
オレイン酸(60~80)、リノール酸(17~30)、パルミチン酸(6~8)、
ステアリン酸(0.5~1.8)、パルミトレイン酸(0.4~0.7)、エイコセン酸(~0.5)、
ミリスチン酸(痕跡)
身体への効能・効果・効用
とても優れた皮膚軟化作用があります。
皮膚の乾燥の軽減、滋養に、また炎症の鎮静を促進します。
日焼けによる火傷の鎮静や、乳児の臀部の炎症の緩和にも役立ちます。
湿疹、乾癬、皮膚炎によるかゆみの緩和に。
皮膚の乾燥の軽減、滋養に、また炎症の鎮静を促進します。
敏感肌にも最適です。
注意・禁忌
無刺激で無感作です。
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ちょこっと小話を(^o^)
アーモンドはギリシャ人にとても重用され、南ヨーロッパに広められました。
イタリアで数百年栽培された後、8世紀にフランスへ、
そしてその約800年後にイギリスへ導入されました。
エリザベス王朝のとてもポピュラーな食べ物で、調理に良く使われました。
現在でも種はそのままか粉末状にされて、お菓子やパン、
料理の味付けなどに広く使われていますね^^
春には白、またはピンクの花が咲きます。
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