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リナロエ
エッセンシャルオイル(精油)
リナロエ (☆ウッド / ★シード) LINALOE
学名: Bursera glabrifolia / Bursera delpechiana
科名: カンラン科
種類: 灌木
抽出部分:
☆材木 ★種子および外皮
(時には葉と小枝からも。)
抽出方法: 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は中南米、特にメキシコ辺りになります。
現在インドを主に、極東で栽培されています。
☆材木のオイルはメキシコで、
★種子および外皮のオイルはインドで生産されます。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】
☆ 淡い黄色をしています。
甘い、ウッディーな、フローラル調の、ローズウッドに似た香りです。
★ 無色です。
テルペン臭のある、ウッドオイルよりもきつい香りがします。
ノート(香りの種類):
香りの度合い:
【 主要成分 】
☆主にリナロール、一部に酢酸リナリル。
★主に酢酸リナリル、一部にリナロールです。
◎ 心への癒し ◎
神経性の緊張、ストレス症状に。
○ 肌へ ○
にきび、切り傷、皮膚炎、傷に
どんな肌タイプにも合います。
【 アロマテラピーでの作用 】
鎮痙、抗炎症、消毒、殺菌、消臭、穏やかな強壮作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
特にありません。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
サンダルウッド(白檀)、シダーウッド、ローズウッド、フランキンセンス(乳香)、
またローズなどと合うでしょう。
フローラル調およびウッディー調の精油と相性が良いです。
インドではシードオイルは“インディアンラべンダーオイル”として有名です。
マイソール地方で特産の香水原料や、石鹸に用いられます。
これはインド以外ではほとんど見かけられないようです。
メキシコではこのオイルの含有成分がローズウッドと似ているため、
ローズウッドと同じような使われ方をします。
またこの木は樹齢20~30年で、材を蒸留する目的のみで使われます。
幹を傷つけると、オイルの生成が促進されます。
満月の夜に幹を傷つけるのが、一番良いオイルを得る方法だそうです。
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