{ アロマテラピーアロマセラピー }トップページへ > エッセンシャルオイル(精油)と
キャリアオイル web辞典
> ラブダナム (シスタス)

ラブダナム (シスタス)

エッセンシャルオイル(精油)

ラブダナム(シスタス) LABDANUM(CISTUS)
学名: Cistus ladanifer
科名: ハンニチバナ科ゴジアオイ属
種類: 潅木
抽出部分:
☆ 天然ゴム樹脂、アブソリュート、葉および小枝
★ 天然ゴム樹脂

抽出方法:
☆ 水蒸気蒸留法
★ 溶剤抽出法



【 原産地・分布・生産地域 】
原産は地中海地方から中東です。
精油は主にスペインで生産されています。

【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】  

☆ 濃い黄色から琥珀色をしています。粘質。
温かい、甘い、ドライな、ハーブ調の、麝香のような香りがします。

★ 緑から琥珀色をしています。半固形。
豊かな、甘い、ハーブ調の、バルサム調の香りがします。

ノート(香りの種類):
香りの度合い:

【 主要成分 】
この精油にはピネンが170種類以上も含まれています。
カンフェン、サビネン、ミルセン、フェランドレン、リモネン、シメン、
シネオール、ボルネオール、ネロール、ゲラニオール、フェンチョンなど。
成分内容は産地によって若干、変化します。



☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
風邪に。
咳、気管支炎に。
鼻炎に。

○ 肌へ ○
しわに。
壮年肌に。



【 アロマテラピーでの作用 】
鎮静、鎮咳、強壮、収斂、去痰、抗菌、消毒、
月経促進作用があります。


【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
妊娠中は使用しないでください。
その他には特にありません。


相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
クラリー セージ、ラベンダー、ラバンディン、ベチバー、パチョリ、
オークモス、パイン、ジュニパー、カラマス、オポパナックス、サイプレス、
サンダルウッド(白檀)、フランキンセンス(乳香)、ベルガモットなどと合うでしょう。
オリエンタル系と相性が良いです。

Cistus ladanifer 2.jpgちょこっと小話を (^o^)

正確には、ラブダナムからは5種類の生産物があります。

①乾燥した葉と小枝→クルードガム(天然ゴム)<煮沸>
②クルードガム(天然ゴム)→レジノイド<アルコール濾過>
③クルードガム(天然ゴム)→エッセンシャルオイル<水蒸気蒸留法>
④乾燥した葉と小枝→エッセンシャルオイル<水蒸気蒸留法>
⑤乾燥した葉と小枝→アブソリュートおよびコンクリート<溶剤抽出法>


揮発保留剤、香料としてよく使われています。
なかでもオリエンタル調の香水などには欠かせません。
飲食物全般にも使われています。

はるか昔から使われていた芳香植物の一つです。
儀式や祭式にも使われました。
過去や封じられた記憶を呼び覚ます力があると言われています。

またカタル症状、下痢や赤痢、月経促進などにも使われました。

2aroma.jpgこちらの ラブダナム (シスタス) がお勧めです。





top.jpgこのページのトップへ↑





{ アロマテラピーアロマセラピー }トップページへ↑↑