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ヘリクリサム (ヘリクライサム / イモーテル / エバラスティング)
エッセンシャルオイル(精油)
ヘリクリサム HELICHRYSUM
(イモーテル / エバラスティング)
学名: Helichrysum angustifolium
科名: キク科
種類: 草木
抽出部分: 新鮮な頭花および花序
抽出方法: ☆水蒸気蒸留法 ★溶剤抽出法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は地中海地方です。
主にイタリア、フランス、スペイン、ユーゴスラビアなどで栽培されています。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】
☆淡い黄色から赤っぽい色をしています。少し油性。
強い、豊かな、蜂蜜に似た、スパイシーな、ウッディーな、お茶のような香りもします。
★黄色っぽい茶色をしています。粘質です。
豊かな、フローラル系の、お茶に似た香りがします。
ノート(香りの種類):
香りの度合い: 強
【 主要成分 】
酢酸ネリル(30~50%)、ネロール、リナロール、ゲラニオール、ピネン、リナロール、
イソバレルアルデヒド、セスキテルペン類、フロフロール、オイゲノールなどです。
◎ 心への癒し ◎
うつ状態に。
衰弱、無気力、神経疲労に。
ストレス症状に。
病的な恐怖、恐れに。
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
神経痛に。
リューマチ、筋肉痛に。
捻挫やこりに。
喘息、慢性の咳、百日咳、気管支系のトラブルに。
細菌性の感染症、風邪、インフルエンザ、熱などに。
肝臓および脾臓不全に。
○ 肌へ ○
にきび、膿傷、吹き出物、湿疹に。
切り傷、傷に。
火傷、皮膚炎に。
アレルギー症状に。
しみに。
【 アロマテラピーでの作用 】
鎮咳、鎮痙、神経鎮静、抗炎症、抗アレルギー、抗ウィルス、
抗菌、殺菌、殺真菌、消毒、収斂、胆汁分泌促進、
細胞成長促進、瘢痕形成、利尿、去痰、利肝、強肝、強脾作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
特にありません。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
カモミール、ボローニア、ラブダナム、ラベンダー、
オレンジ、プチグレン、ベルガモット、マンダリン、
ヤロー、ローズウッド、フランキンセンス(乳香)、ミモザ、オークモス、ゼラニウム、
クラリセージ、ローズ、バルサム(ペルー)、クローブなどと合います。
シトラス系のオイルと相性が良いでしょう。
“エバーラスティング”とも呼ばれます。
これは花を乾燥させても、その色が変わらない事から来ています。
ドライフラワーとしても人気のある植物です。
ヘリクリサム種にはいくつかの種類があります。
なかでもお花屋さんで見かけるのはHelichrysum arenariumです。
また近縁種にHelichrysum stechasという種がありますが、
これはイモーテルと似た化学特性を持っており、一緒に蒸留されることがあります。
またこちらも“アブソリュート”が採れます。
【 管理人の印象 】
少し甘さと独特のハーブ調の香り。
カモミールほど、鼻につんと来る感じは無いです。
柔らかいですが、濃厚な香り。
もしかすると、少し慣れが必要な香りかもしれません。
クレイなど、顔の手入れの際に使うととても良い、とは友人セラピストの談です。
マッサージなどで使用しても良いでしょう。
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