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ベイ (ウェストインディアンベイ / ベイラム)
エッセンシャルオイル(精油)
ベイ (ウェストインディアンベイ / ベイラム) WEST INDIAN BAY
学名: Pimenta raecmosa
科名: フトモモ科
種類: 熱帯性常緑樹
抽出部分: 葉
抽出方法:
水蒸気蒸留法 / 水中蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は西インド諸島になります。
精油の生産は、主にドミニカ共和国です。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】 ウッディー(樹木)系
濃い黄色をしています。
フレッシュな、しみわたるような、さわやかでスパイシーな、甘い、
かすかに樟脳のような香りもします。
ノート(香りの種類): トップノート
香りの度合い: 中
【 主要成分 】
オイゲノール(最高56%)、ミルセン、チャビコール、
その他少量のメチルオイゲノール、リナロール、リモネンなど。
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
風邪、インフルエンザに。
感染症に。
筋肉痛、関節痛、神経痛に。
リューマチに。
循環不全に。
捻挫、筋違いに。
○ 肌へ ○
頭髪の育毛促進に。
頭皮刺激に。
ふけ症、脂性肌に。
こしのない髪へのヘアリンスに。
【 アロマテラピーでの作用 】
鎮痙、鎮痛、抗けいれん、抗リューマチ、抗神経痛、抗菌、消毒、
収斂、去痰、刺激、ヘアトニック、育毛作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
オイゲノールがあるため、比較的毒性があります。
粘膜を刺激することもあるようですので、使用量は適度に。
皮膚に対しての刺激および感作作用はありません。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
ラベンダー、ラバンディン、ローズマリー、ゼラニウム、イランイランなど。
シトラス(柑橘)系およびスパイス系の精油と相性が良いでしょう。
ベイの果実は、家庭用オールスパイスの材料にもなります。
(オールスパイスおよびピメントブッシュと共に)
有名なヘアトニック、“ベイラム”がありますが、その材料には
ウェストインディアンベイの葉をラムで蒸留したものが使われます。
別名にBAY RUM TREEという名もあります。
(エッセンシャルオイルも“ベイラム”と表示されている場合があります)
調味料、酒類、ドリンク類のフレーバーとしても幅広く使われ、
他に石鹸や香水の香料に、髭剃りローションやヘアローションなどにも使われています。
また同じ“ベイ”といってもベイローレルや、
ノースアメリカベイベリーとは種類が違います。
ウェストインディアンベイはアルコール基材のローションとして
頭皮の刺激、髪のもつれを取ったりもします。
脂性の髪に良く、髪を良い香りにして整えるなど、頭髪に良い精油の一つです。
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