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プチグレン
エッセンシャルオイル(精油)
プチグレン PETITGRAIN
学名: Citrus aurantium var. amara
科名: ミカン科
種類: 低木
抽出部分: 葉と小枝
抽出方法: 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は中国東部、インド北東部になります
フランス産が高級品です。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】 シトラス(柑橘)系
淡い黄色から琥珀色をしています。
さわやかな、フローラル・シトラス調とウッディー・ハーブ調の香りがします。
ノート(香りの種類): トップノート
香りの度合い: 中
【 主要成分 】
エステル類(40~80%)、酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、リナロール、ネロール、
テルピネオール、ゲラニオール、ネロリドール、ファルネソール、リモネンなどです。
◎ 心への癒し ◎
ストレス症状に、神経疲労に。
怒りとパニックを鎮めます。
心をリフレッシュしてくれます。
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
消化不良、腹部の膨張感に。
病気の回復期に。
穏やかな免疫系刺激剤となります。
○ 肌へ ○
にきび、脂性肌、油性髪に。
多汗症に。
皮膚バランスの調整に。
皮膚を丈夫にします。
【 アロマテラピーでの作用 】
神経鎮静、神経強壮、強壮、抗うつ、(消化器系、神経系)刺激、
抗菌、消毒、鎮痙、消臭、消化促進、健胃作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
特にありません。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
ネロリ、オレンジ、ベルガモット、イランイラン、ジャスミン、ラブダナム、
サンダルウッド(白檀)、ベンゾイン(安息香)、バルサム、シダーウッド、
ローズウッド、オークモス、メリッサ(レモンバーム)、パルマローザ、ラベンダー、
ローズマリー、ゼラニウム、クラリー セージ、クローブ、カルダモンなどと合います。
ビターオレンジから採れる3種の精油のうちの一つです。
(花:ネロリ、葉:プチグレン、果皮:オレンジ)
プチグレンという名前は“小さな粒”という意味を持ちます。
昔は抽出に、さくらんぼ程の大きさの青い未熟な果実を使っていたからです。
ちなみにスウィートオレンジ、レモン、マンダリン、ベルガモットの
葉、小枝、熟していない果実からもプチグレンは抽出できます。
現在でも様々な分野で広く使用されています。
中でも特に香水、コロンの成分として使われています。
ネロリの代用として使われることもあります。
(実際にオーデコロンの香料原料として、プチグレンは古典的な原料です。)
その他にもお菓子、お酒などのフレーバーにと、幅広く使われている精油です。
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