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ターメリック
エッセンシャルオイル(精油)
ターメリック TURMERIC
学名: Curcuma longa
科名: ショウガ科
種類: 草木
抽出部分: 保存処理された根
(洗い、茹でられた後日干し、乾燥したもの)
抽出方法: 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は南アジア。
インド、インドネシア、中国、ジャマイカなど広く栽培されています。
オイルはインド、中国、日本などです。
ある程度はヨーロッパおよびアメリカでも生産されています。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】 スパイス系
黄色がかったオレンジ。
さわやかな、強い、薬草のような、スパイシーな、
ウッディーな、また拡散性のある香りです。
ノート(香りの種類):
香りの度合い:
【 主要成分 】
主成分はターメロン(60%)およびアル ターメロン、
アトラトネン、ジンジベレン、ボルネオール、シネオール、
フェランドレン、サビネンなどです。
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
関節炎。筋肉痛に
リューマチに。
食欲不振に。
緩慢な消化。
肝臓の鬱血
【 アロマテラピーでの作用 】
痛みの緩和、催淫作用があるとも言われています。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
高濃度では、毒性および刺激性があります。
また場合によっては感作作用が起こる場合があります。
乳児、子供、妊娠中の女性には使用しないでください。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
ジンジャー、クラリー セージ、ラブダナム、カナンガ、エレカンペーン、
ミモザ、カッシー、オリスなどと合うでしょう。
カレーのスパイスとしても有名なターメリック。
その栄養価は高く、特にビタミンCを多く含みます。
中国では薬草療法として様々な症状に用いられていました。
またインドなどの産地では家庭薬として用いられました。
Curcuma属のエッセンシャルオイルは何種類かありますが、
例えばCurcuma aromaticaは商業用には生産されていません。
またCurcuma domesticaは肝臓・胆嚢のための民間薬として用いられていますが、
こちらも商業用には生産されていません。
フランスで用いられているCurcuma zedoaria、通称“ゼドアリーオイル”は
カンフェン、カンファーなども含まれており、駆風剤および消化促進剤として用いられます。
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