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セージ (スパニッシュ セージ)

エッセンシャルオイル(精油)

セージ (スパニッシュ セージ)
SPANISH SAGE

学名: Salvia lavendulaefolia
科名: セリ科
種類: 草木
抽出部分:
抽出方法: 水蒸気蒸留法


【 原産地・分布・生産地域 】
原産はスペインで、精油も主にスペインで生産されています。
フランス南西部からユーゴスラビアでも自生しています。

【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】  
ハーブ(ハーバル)系
淡い黄色です。ゆるく流動性があります。
さわやかな、ハーブ調の、樟脳・カンファーの様な、
ツヨンの様な、若干パインに似た香りがします。

ノート(香りの種類): ミドルノート
香りの度合い:

【 主要成分 】
リモネン(最高41%)、シネオール(最高35%)、カンホール(最高34%)、
カンフェン(最高20%)、ピネン(最高20%)、その他です。



◎ 心への癒し ◎
ストレスに。
神経疲労に。

☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
頭痛に。
熱に。
風邪、インフルエンザに。
衰弱に。
咳、喘息、喉頭炎に。
筋肉痛、関節炎、リューマチに。
黄疸、肝臓の鬱血に。
むくみに。
循環不全に。
歯肉炎、歯肉の感染症に。

○ 肌へ ○
切り傷、擦り傷に。
ふけに。頭髪の減退に。
にきび、湿疹に。
多汗症に。

♀ 女性のために ♀
不妊症に。
無月経、月経困難症に。



【 アロマテラピーでの作用 】
抗うつ、神経鎮静、神経系および全般的な強壮、鎮痙、去痰、
駆風、消化促進、健胃、肝臓・胆汁・副腎髄質・循環系の刺激、
脂漏症の正常化、抗炎症、抗菌、消毒、消臭、浄血、収斂、
解熱、血圧降下、月経促進作用があります。


【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
妊娠中は使用しないでください。
毒性、刺激性、感作作用は少ないですが使用量には注意が必要です。
使用量は控えめにしてください。

単にセージと呼ばれる“コモンセージ”と混同しない事。
コモンセージは経口摂取で毒性があり、癲癇、妊娠中は使用禁止、
一般的にアロマセラピーでは使用されません。


相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
クラリー セージ、ラベンダー、ラバンディン、ローズマリー、シトロネラ、
ジュニパー、ユーカリ、シダーウッド、パインなどと合うでしょう。

Salvia lavendulaefolia 2.jpgちょこっと小話を (^-^)b

アロマテラピーでは使われないコモンセージと似ていますが、
葉は細長く、花は若干小さく紫色をしています。
また芳香は、どちらかといえばスパイク ラベンダーを思わせます。


スペインではスパニッシュ セージは万能薬として親しまれていました。

またトルコではS. fruticosaという種から、よく似たオイルが生産されています。
(主に製薬に使用されています)


現在、香水、化粧品や石鹸、特に工業用の香料に使われています。
食品では特に肉製品、酒・飲料全般でも使用されています。





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