キャリアオイル web辞典 > シヌス モーレ
シヌス モーレ
エッセンシャルオイル(精油)
シヌス モーレ SCHINUS MOLLE
学名: Schinus molle
科名: ウルシ科
種類: 常緑樹
抽出部分: 果実もしくは実
(葉からも少量は得られる)
抽出方法: 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は南米、カリフォルニアからメキシコ、ペルー、グァテマラなど熱帯地域に野生し、
北アフリカから地中海地方にも導入されています。
精油はメキシコ、グァテマラ、スペインなどで生産されています。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】
淡い緑からオリーブ色をしています。
温かい、ウッディ調の、コショウのような、スモーキーな香りがします。
ノート(香りの種類):
香りの度合い:
【 主要成分 】
主な成分はフェランドレン。
その他カリオフィレン、ピネン、カルバクロールなどです。
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
風邪、ウィルス感染に。
悪寒に。
カタル症状に。
下痢、便秘に。
疝痛、鼓張に。
胸焼け、食欲不振に。
筋肉痛、神経痛、関節炎、リューマチに。
ねんざ、こりに。
貧血、循環不全に。
○ 肌へ ○
しもやけに。
【 アロマテラピーでの作用 】
刺激、健胃、殺菌、消毒、抗ウィルス、駆風作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
特にありません。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
ブラックペッパー、ユーカリ、オークモス、ナツメグ、シナモン、クローブなどと合うでしょう。
アロマセラピーでは珍しいエッセンシャルオイルです。
こしょうに似た香りを持ち、栽培地ではブラックペッパーの代わりに使われることもあります。
実際、第2次世界大戦中、ブラックペッパー不足の際には代用品として活躍しました。
現在、香水、シャンプー、洗剤等の香料をはじめ、殺菌・殺虫剤、有機防虫剤、
その他にも発芽抑制剤等の薬品や、農業化学産業向けでも使用されています。
シヌス モーレ熱帯性の常緑樹。
高さは20mほどになり、香りの良い黄色い花をつけます。
このページのトップへ↑
{ アロマテラピー♪アロマセラピー }トップページへ↑↑