キャリアオイル web辞典 > ケード
ケード
エッセンシャルオイル（精油）
ケード CADE
学名： Juniperus oxycedrus
科名： ヒノキ科
種類： 潅木
抽出部分： 枝および心材
抽出方法： 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は南フランス。
現在はヨーロッパと北アフリカに見られます。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】
オレンジ系の茶色をしています。
油っぽい。タール状
革のような、スモーキーな香りがします。
ノート（香りの種類）：
香りの度合い：
【 主要成分 】
カジネン、カジノール、グアヤコール、p-クレゾールなどです。
○ 肌へ ○
切り傷に。
ふけに。
にきび、湿疹、皮膚炎に
【 アロマテラピーでの作用 】
抗細菌、抗掻痒、消毒、駆虫、鎮痛作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
場合により感作作用があります。炎症等には注意が必要です。
テルペンチン（テレピン）オイル代用によりアレルギー反応は少し抑えられます。
毒性および刺激性はありません。
相性の良いエッセンシャルオイル（精油）
パイン、ティートリー、カシア、オリガナム、クローブなどと合うでしょう。
ちょこっと小話を ( ^ｰ^)♪ケード Juniperus oxycedrusはジュニパー J. communisの仲間になります。
ただアロマセラピーではあまり用いられません。
（ケードオイルは別名“ジュニパータール”とも呼ばれます）
ヨーロッパでは慢性湿疹などの皮膚疾患、傷の消毒、頭髪・頭皮の問題などに、
他にも歯痛、寄生虫対策などにも使われています。
現在、皮膚用クリームや軟膏、獣医学用薬の溶剤などと
製薬業界では幅広く用いられています。
また精留されたものは石鹸やローション、香水といったものの香料になっています。
このページのトップへ↑
{ アロマテラピー♪アロマセラピー }トップページへ↑↑
