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カナンガ
エッセンシャルオイル(精油)
カナンガ CANANGA
学名: Cananga odorata
科名: バンレイシ科
種類: 高木
抽出部分: 花
抽出方法: 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
ジャワ、マレーシア、フィリピン、モルッカ諸島などのアジアの熱帯地域に自生しています。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】 オリエンタル・エキゾチック系
緑がかった黄色、またはオレンジ色で粘性があります。
フローラル調、バルサム調、甘く強い香りがあります。
ノート(香りの種類): ミドル~ベースノート
香りの度合い: 強
【 主要成分 】
カリオフィレン、酢酸ベンジル、ベンジルアルコール、ファルネソール、テルピネオール、
ボルネオール、酢酸ゲラニル、サフロール、リナロール、リモネン、サリチル酸メチル、
その他の微量成分を含めると100種類以上にわたります。
◎ 心への癒し ◎
不安、うつ状態に。
神経性の緊張や各ストレス症状に。
○ 肌へ ○
虫刺されに。一般的なスキンケアに。
【 アロマテラピーでの作用 】
抗うつ、神経鎮静、鎮静、強壮、消毒、催淫、血圧降下作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
敏感肌の方には感作作用を及ぼすことがあります。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
カラマス、コパイパ、バーチタール、バルサム、ラブダナム、オークモス、
ネロリ、ジャスミン、ガイアクウッド、オリエンタル系のベースなどです。
アロマセラピーでよく使われるイランイランと非常に近い種です。
イランイランと比べると重く繊細さに欠けるため、香料としては劣りますが、
男性用の香水の原料に良く用いられています。
カナンガの木もまた、美しい花を咲かせます。そのため祭礼にも良く使われます。
30mにも育ち、花は一年中咲きます。大きな黄色い花です。
現地では、マラリアなどの伝染病にも用いられます。
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