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カスカリラ バーク
エッセンシャルオイル(精油)
カスカリラ バーク CASCARILLA BARK
学名: Croton eluteria
科名: トウダイグサ科
種類: 潅木
抽出部分: 乾燥した樹皮
抽出方法: 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産は西インド諸島になります。
オイルはバハマやキューバで生産されます。
イギリス、フランス、アメリカは樹皮を輸入して生産しています。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】
淡い黄色や濃い琥珀色、また緑色の場合もあります。
温かい、スパイシーな、樹木系の香りがします。
ノート(香りの種類):
香りの度合い:
【 主要成分 】
シメーン、ジテルペン類、リモネン、カリオフィレン、
オイゲノール、テルピネオールなどです。
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
消化不良、腹部の膨張感に。
吐き気に。
気管支炎、咳に。
インフルエンザに。
【 アロマテラピーでの作用 】
消化促進、健胃、駆風、強壮、収斂、去痰、抗菌、消毒作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
特にありませんが、大量に使いますと眠気を催す事があります。
相性の良いエッセンシャルオイル(精油)
オークモス、ペッパー、ピメント、セージ、ナツメグなど、
特にオリエンタル系やスパイス系と相性が良いでしょう。
香水、化粧品、石鹸や洗剤などの香料として使われています。
特に男性用香水の香料としてよく使われます。
他にも食品類、ソフトドリンクや酒類にも使われます。
葉っぱはお茶にしたり(消化促進)、タバコのフレーバーにもなります。
また樹皮からは質の良い染料も採れます(黒色)し、
消化器系の問題をはじめ、熱や気管支炎などにも用いられる事があります。
ちなみに最近シャンプーで流行の“アムラ”。
アーユルヴェーダで有名なこの植物は、カスカリラ バークと同じトウダイグサ科です。
アロマテラピーの精油としては使われませんが、薬草としての効果は高く、
カスカリラ バークと同じく気管支系・消化器系などに特に効果を発揮します。
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