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アミリス
エッセンシャルオイル（精油）
アミリス AMYRIS
学名： Amyris balsamifera
科名： ミカン科
種類： 潅木
抽出部分： 木部
抽出方法： 水蒸気蒸留法
【 原産地・分布・生産地域 】
原産はハイチです。
現在は全世界の熱帯地域で栽培されています。
【 芳香の系統・特色・表現、精油の色 】 バルサム（樹脂）系
乾いた、焦げたウッディーな香りがします。
淡い黄色をしており、少し粘り気があります。
ノート（香りの種類）： ベースノート
香りの度合い：
【 主要成分 】
カジノール、カジネン、カリオフィレンなどです。
◎ 心への癒し ◎
神経の緊張を和らげます。
☆ 身体への効能・効果・効用 ☆
緩和・鎮静作用、鎮痙作用が、せきや胸部の各種病気に。
高血圧症に。
感染症予防に。
○ 肌へ ○
炎症の症状に。
【 アロマテラピーでの作用 】
去痰、血圧降下、消炎、鎮痙、鎮静、消毒、鎮痛作用があります。
【 ▼ 注意と禁忌事項 ▼ 】
特にありません。
ただ人によって、香りの好き嫌いはあるようです。
相性の良いエッセンシャルオイル（精油）
ベンゾイン（安息香）、イランイラン、エレミ、ガルバナム、クラリセージ、ジャスミン、
ゼラニウム、フランキンセンス（乳香）、ローズ、メリッサ、ラべンダー、ラバンジン、
シトロネラ、オークモス、サッサフラス、ローズウッドなどと合うでしょう。
その他のウッディー系とも相性が良いです。
木材は多量の油分を含み、たきぎなどに用いられました。
その為“キャンドルウッド”という俗称があります。
またこの木はとても質の良い家具材料になります。
香りは“サンダルウッド”に似ていると言われ、代用品として有名です。
残念ながら本物の“サンダルウッド”ほど豊潤な香りではありません。
香水の保留剤、また石鹸と化粧品の成分として使用されてきました。
リキュールのフレーバーなどにも使用されます。
現在は時代の流れの変化とハイチの気候の変化により、
残念ながらオイルの生産自体が下降しているようです。
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