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【 お風呂でのアロマテラピー ~ 全身浴・部分浴・その他 】
芳香浴や蒸気浴を兼ね、また精油成分は皮膚から直接も吸収されます。
お風呂でのアロマテラピーは手軽で簡単!その上とても効果的です。
“全身浴”と身体の一部だけで行なう“部分浴”があります。
1.アロマバス・全身浴
2.半身浴 / 座浴
3.手浴・ハンドバス / 足浴・フットバス(部分浴)
4.バスオイル
5.バスソルト / バスバッグ
1.アロマバス・全身浴
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<方法>
まずはバスタブにお湯を張り、お好みのエッセンシャルオイルをたらしましょう。
~5滴が適量です。
< 注意!>
もっと入れても大丈夫な精油もありますが、量が少なくても効果はあります。
逆に、例えばペパーミントなどといった強い精油の場合、
量が多いと刺激を感じるかも知れません。
エッセンシャルオイルの種類に応じて、量に注意してください。
また特に、初めて使うエッセンシャルオイルは安全性のチェックをしてください。
◆ エッセンシャルオイル(精油)の注意・危険性
乳幼児の場合、肌を刺激する強い精油は避けましょう。
穏やかなラベンダー、カモミール、マンダリン、ローズなどがお勧めです。また、
・乳児(~12ヶ月)の場合1滴
・幼児(1~5歳)の場合2滴
・子供(6~12歳)や妊娠中の方は大人の半分
以上を目安にしてください。
乳幼児の場合は“バスオイル”で行なうことをお勧めいたします。
(また基本的に乳児は芳香浴だけのほうが良いと思います。)
もしお持ちでしたら、エッセンシャルオイルを何種類かブレンドしてみても良いでしょう。
色々ブレンドしてみると、一滴入れただけで全然香りの印象が変わったりします。
とても面白いです。
あなたのお好みの香りが見つかるかもしれませんね^^
あ、そういえば入浴して思ったのですが…
換気扇が回っていると、気化したオイルも一緒に吸われているように思えます。
出来れば、換気扇は消していた方が良いかもしれません。
<日焼けの場合>
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40℃未満のぬるま湯にお入りください。
また万が一気分が悪くなった場合、すぐに身体をシャワーで洗い、外に出てください。
そして新鮮な空気を吸ってください。
(偽物や質の悪いオイルを使用した場合、そんな事があるかもしれません。)
また多く入れすぎた場合、強い精油を多く入れてしまった場合も同様です。
場合によっては座浴や半身浴でもかまいません。
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2.半身浴 / 座浴
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全身浴と違い、基本的には腰から下だけを温める事になります。
ですから心臓に負担をかけませんし、また、じっくりと温まる事が出来ます。
ゆったり、読書でもいかがでしょうか?
☆ 半身浴 ☆
バスタブに、おへそが浸かる程度の高さまで、お湯を入れます。
ややぬるめのお湯にしてください。
入れた時に人肌よりも少し高いくらい、約38~39℃くらいが良いでしょう。
目的に応じてエッセンシャルオイルを~3滴ほど、入れてかき混ぜてください。
30分くらいが目安です。
少しぬるくなってきたら、お湯を追加するとよいでしょう。
じっくりと身体を温めたい時、冷え性、月経における諸症状に。
お腹・腰、下半身の痛み、陣痛の痛みなどの緩和にどうぞ!
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★ 座浴 ★
大き目のたらいなどを用意してください。
こちらもややぬるめのお湯を入れましょう。
入れた時に人肌よりも少し高いくらい、約38~39℃くらいになれば良いでしょう。
目的に応じてエッセンシャルオイルを~3滴ほど入れ、かき混ぜてください。
5分~10分くらいは浸かりましょう。
膀胱炎や膣炎、痛みの緩和、患部の消毒、痔などにどうぞ。
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3.手浴(ハンドバス) / 足浴(フットバス)
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手や足を温め、関節炎やリューマチなどの痛みを和らげます。
また足浴、特に熱めのお湯でしますと、疲労回復にもなりますよ。
○ 手浴(ハンドバス) ○
洗面器やボウルなどに、手首がつかる量のお湯をを容器に入れてください。
それほど高い温度でなく、心地よいと思える温度のお湯を入れてください。
そこにエッセンシャルオイルを3滴前後入れて、よくかき混ぜます。
10分前後、両手を温めましょう。
お湯が冷めてくるようでしたら、さし湯をしてください。
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● 足浴(フットバス) ●
洗面器やボウルなどに、
くるぶしがつかる量のお湯をを容器に入れてください。
そこにエッセンシャルオイルを3滴前後入れて、よくかき混ぜます。
熱めのお湯ですと、ストレスを和らげ、疲労回復にも効果があります。
ラベンダー、マジョラムなどがお勧めです。
大体10分前後、温めましょう。
お湯が冷めてくるようでしたら、さし湯してください。
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4.バスオイル
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肌をしっとりとさせるバスオイルです。
<方法>
キャリアオイル10~15ml、これは約大さじ1杯弱くらいです。
それにお好みの精油を、数滴入れます。
エッセンシャルオイルは~5滴で十分でしょう。
よく混ぜた後、それをお湯の中に入れてください。
< 注意!>
特に初めて使うエッセンシャルオイルは、安全性のチェックをしてください。
◆ エッセンシャルオイル(精油)の注意・危険性
乳幼児の場合、肌を刺激する強い精油は避けましょう。
穏やかなラベンダー、カモミール、マンダリン、ローズなどがお勧めです。また、
・乳児(~12ヶ月)の場合1滴
・幼児(1~5歳)の場合2滴
・子供(6~12歳)や妊娠中の方は大人の半分
以上を目安にしてください。
キャリアオイルを使った場合は、それ自身が肌をしっとりとさせます。
またエッセンシャルオイルがお湯の中に拡がり易くなります。
お子さんや赤ちゃんの入浴には、こちらの方が良いでしょう。
一度にたくさん作るのでしたら、こちらもご参考ください。
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例:100ml(10ml/~5滴分の分量)
・キャリアオイル(ホホバ、スゥイートアーモンドなど) 100ml
・(種類によっては酸化防止のために)ウィート ジャーム(小麦胚芽)オイル 5ml
・エッセンシャルオイル ~50滴(~2.5%)
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これをを色つきガラス瓶で保存します。
入浴時に適量、大さじ一杯弱を入れてください。
キャリアオイルにはホホバオイルをお勧めします。
ホホバオイルの化学構造は、皮膚から分泌される皮脂と似ていますので
高い浸透性、保湿と乳化作用に優れていますし、またなかなか酸化しません。
(ですからホホバですと、ウィート ジャームは入れなくても大丈夫です。)
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5.バスソルト / バスバッグ
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☆ バスソルト 塩を使った入浴剤 ☆
塩、特に天然の塩には貴重なミネラルが豊富に含まれています。
身体をアルカリ性にする作用があり、筋肉や関節から老廃物を取り除き、発汗を促します。
そして関節炎やリューマチ、感染症にも効果があり、リラックスさせてくれるのです。
中でも“死海の塩”や“エプソム塩”などには、様々な治療効果があります。
塩は、エッセンシャルオイルと組み合わせるに、とても良い媒体なのです。
<方法>
何か容器に、手のひら1~2杯分の塩を入れます。
そしてそこに精油を加え、手のひら一杯分につき5滴以下にしてください。
あらかじめ熱湯で溶かしてバスタブに移すか、直接入れてかき混ぜましょう
たくさん作り置きしておく場合。
ボウルなどに塩を入れ、それに精油を適量加えて、スプーンなどでかき混ぜましょう。
密封容器に入れて保存します。
容器にはレシピ、製造年月日を書いたラベルを貼っておくと良いでしょう。
1ヶ月を目安に、使い切ってください。
(ですから作る時、量は調整しましょう。)
保存容器にはガラス製のものが良いです。
金属、ビニール、プラスチック製の容器は避けてください。
エッセンシャルオイルと反応してしまう場合があります。
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★ バスバッグ ハーブと精油で作るバスバッグ ★
あなたの好みの香りのハーブや、治療効果のあるハーブを使って
バスバックを作ってみましょう!
<方法>
ハーブは例えば、ラべンダー、ローズ、カモミール、レモングラスなどなど。
それらを綿モスリン、麻など、水が通る袋に入れましょう。
出来上がった袋はリボンや紐で口をくくって、蛇口に結び付けましょう。
お湯がバッグを通るよう、吊り下げてください。
中のハーブにエッセンシャルオイルをたらす事で、香りと効果は一段と強くなります。
ハーブはハーブティー用に売られているものが手に入りやすいでしょう。
ちなみに不眠の方は、何か容器にラベンダーハーブを入れ、
それにラベンダーエッセンシャルオイルを何滴か垂らしてみましょう。
枕元に置きますと、とっても良く眠れますよ。
お風呂と一緒に使うと熟睡まちがいなしです^^
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