◇ オイルの保存方法
エッセンシャルオイル(精油)やキャリアオイルは、
抽出された時点から少しずつ、劣化が始まっています。
またブレンドオイルも同様、作られた時から徐々に劣化してゆきます。
例えばキャリアオイルの中にはホホバや小麦胚芽オイルのような、
非常に安定したものもあります。
ですが柑橘系のエッセンシャルオイルなど、劣化の早いオイルもあります。
ただ保存状況によって、劣化速度は大きく変わります。
下記を参考に、条件の良い保存を心がけてください。
○ 空気、紫外線、温度、水 ○
精油は空気に触れると、揮発します。
またキャリアオイルにしても、空気に触れていると、どんどん酸化していきます。
加えて極端な温度変化も、劣化を速めます。
当然、車の中に置きっ放しなど、高温はもっと悪い影響を与えるでしょうね(ToT)
紫外線にも弱いです。
(遮光瓶を使う理由のj一つですね。)
それに水分が混入すると、これも当然劣化してしまいます。
また劣化ではないですが低温ですと、キャリアオイルのオリーブやホホバなど、
エッセンシャルオイルのローズなどは固まってしまいます。
(ローズオイルなど、手で暖めないと全然出てこなくなったりします。)
○ 色つきのガラス容器で保存 ○
まず、色つきの“遮光できる瓶、容器”であること。
よく青色や茶色の瓶、ありますよね。
そして必ず直射日光を避けてください。
それから“ガラス製”であること。
精油にはポリエチレンなどを溶解、分解してしまうものがあります。
柑橘系などは特に、その力が強いです。
ふたをきちんと閉め、高温多湿な場所を避けてください。
○ 開封後の使用期限 ○
保存状況によって変わりますが特にエッセンシャルオイルは開封後、
1年を目安に使い切りましょう!
特に柑橘系のエッセンシャルオイルは劣化しやすいです。
もっと早めに使い切ることが望ましいでしょう。
古く劣化してしまったオイルは、
感作作用を引き起こす可能性があります。
そういうオイルは消毒や消臭など、家事などで使ってしまいましょう!
ちなみに未開封のエッセンシャルオイルの場合、状態が良ければ
約2年くらいは持つようです。
また樹脂系のオイルは、他のハーブ系・柑橘系などと比べれば
比較的長持ちします。
Top ↑