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▼ 感作作用!のある精油

 精油(エッセンシャルオイル)の中には特に、
敏感肌、アレルギー体質の方の皮膚を
刺激してしまう場合があります。

ですが単純な皮膚刺激とは異なる、免疫機構に基づく反応。
それを“皮膚感作”といいます。


しくみはまず、
・精油のある成分が<抗原>となってしまう。
  ↓
・体内に“抗体”が出来る
(感作された状態です)。
  ↓
・再度、精油の使用によって同じ成分、
つまり<抗原>が体内に侵入する。
  ↓
・激しい“抗原抗体反応”が起こる。
  ↓
・皮膚の炎症が起こる。



以上の過程からを
“皮膚感作作用”、“皮膚アレルギー反応”、“感作作用”
などと呼んでいます。
(光の存在があって起こる場合、“光感作”と呼びます。)



一般的によく使用されるオイルの中にも、報告があがっています。
下記のオイルにはその恐れがあります。

また、古くなったオイルが感作作用を誘発する場合もあるようです。
参照⇒エッセンシャルオイル(精油)およびキャリアオイルの保存方法

敏感肌、アレルギー体質の方は、初めてのオイルを試す前に
必ずパッチテストを行ってください。

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イランイラン、オレンジ

ガーリック、カナンガ、クベブ、ケード、カモミール(ローマン/ジャーマン)

シダーウッド、シトロネラ、ジャスミン、ジンジャー、
パイン(スコッチ/ロングリーフ)、ゼラニウム

ターメリック、タイム(ホワイト)、ティートリー、テルペンチン

バーベナ、バイオレット、バニラ、バルサム、バレリアン、フレンチ バジル、
ベイローレル、ペルーバルサム、ベンゾイン(安息香)、ホップ

マスティック、ミント

ラベッジ、リトシー、レーバント スタイラックス、
レモン、レモングラス、レモンバーム

ヤロー


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 また皮膚を刺激する恐れがあるため、
特に使用量をおさえて用いなければならないものがあります。
いくつかは上記と重なりますが、加えて記しておきます。

これらのエッセンシャルオイルは高濃度で使用しますと、
皮膚を荒らす恐れがあります。必ず、

★パッチテストを行う。
★通常の使用量の半分にする。
★必ずキャリアオイル、クリームおよびジェルなどに混ぜる。
★入浴時には、3滴以下にする。
★自己責任で使用する。


これらを確認したうえで、下記の精油のご使用をお勧めいたします。

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アジョワン、アニスシード、オールスパイス

ガーリック、カユプテ、クローブ バッド、キャラウェイ、コーンミント

シナモンリーフ、ジュニパー、ジンジャー、スウィートバジル

タイム(ホワイト)、ターメリック

パインニードル(スコッチ、ロングリーフ)、パセリ、
ブラックペッパー、ペパーミント、ボルネオール

レモン

ユーカリ


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万が一何らかの症状が起こった場合、
こちらをご参照ください⇒■ 応急処置法と緊急連絡先




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