▲ 注意と禁忌事項 ▼ > ◇ エッセンシャルオイル(精油)の基本濃度・計算方法
◇ エッセンシャルオイル(精油)の基本濃度・計算方法
<1.使用するエッセンシャルオイル(精油)の基本濃度>
<2.濃度の計算方法>
<1.使用するエッセンシャルオイル(精油)の基本濃度 >
【 マッサージなどの身体用のブレンドオイルは、1%~3% 】
【 顔のローションなどに使用する場合は、1%以下 】
【 全身浴は、一般家庭のお風呂が約200mlとして、5滴以下 】
【 手足の部分浴・半身浴および蒸気吸入法などは、3滴以下> 】
【 湿布(温湿布 / 冷湿布)に使う場合、2滴以下 】
以上が安全な目安です。
基本的には、濃度の高さに比例して劇的に効果が上がるわけでは無い、
とお考えください。
原液や高濃度での使用を手技としている医療機関、サロンや学校もありますが、
こちらはプロフェッショナルのセラピストが最高級かつ信頼のおけるオイルを使用、
また高濃度~原液での効果を数々の事例を元に実証し、実践しています。
【参照: ・団体と資格 】
またその場合に使用される精油の種類・メーカーは決まっている場合が多いです。
ですから御家庭で使用される場合、高濃度の使用はお勧めできません。
高濃度の使用はむしろ、感作作用などの弊害を起こす可能性が高まります。
アロマテラピーを学び始めたばかりの方や、
そういった学校や教室で勉強されていない方の高濃度での使用は危険です。
中にはラベンダー、ティートゥリーなど比較的高濃度で使い易いオイルもありますが、
そのオイルの品質(製造年月日・保存状況・メーカー)如何によっては、
一概に安全とは言えません。注意が必要です。
このサイトには原液(ニート)で使う方法も記してありますが、
使うのは先程のラベンダーやティートリーといった穏やかなオイルのみ、
またグレードの高いオイルを使用という前提で記述しています。
基本的に“エッセンシャルオイル”はとても高濃度です。
もし、あなたに問題なかったとしても他の人や、
子供にとっては感作作用などをおよぼす可能性は存在します。
ですから上記以上の高濃度~原液で行う場合は慎重に、
そして自己責任で行う事を忘れないでください。
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<2.濃度の計算方法>
具体的にはどう計算したらよいのでしょう?
★ 1滴=0.05ml ★
瓶から滴り落ちるエッセンシャルオイル。それは基本的に
1滴は0.05mlになります。
例えば
キャリアオイル50ml 精油5滴(0.25ml) =0.5%
キャリアオイル50ml 精油10滴(0.5ml) =1%
キャリアオイル100ml 精油10滴(0.5ml) =0.5%
キャリアオイル100ml 精油20滴(1.0ml) =1%
となります。
%は使われるキャリアオイル全部に対しての精油全部の合計%です。
例えばキャリアオイル100mlに対し
エッセンシャルオイル1%(1ml 20滴)ならば、
ホホバオイル(100ml)
+
ラベンダー20滴<1ml>
= 1%
ホホバオイル70ml +ローズヒップ30ml(100ml)
+
ラベンダー20滴<1ml>
= 1%
ホホバオイル(100ml)
+
ラベンダー13滴 + マジョラム7滴<合計20滴 1ml>
= 1%
ホホバオイル30ml +ローズヒップ70ml(100ml)
+
ラベンダー13滴 + マジョラム7滴<合計20滴 1ml>
= 1%
ローズヒップ70ml + イブニング プリムローズ20ml
+ ウィート ジャーム10ml(合計100ml)
+
ローズ3滴 + ジャスミン3滴 + サンダルウッド2滴
+ ローズウッド7滴 + ゼラニウム5滴<合計20滴 1ml>
= 1%
というようになります。
【 管理人の場合まず、レシピをノートに書き出します。
・目的とオイルの%
・キャリアオイルの種類と量、何を何mlづつか?
・エッセンシャルオイルの種類と量、何を何滴(何ml)づつ、総数は何滴?
あとは実際にエッセンシャルオイルを調合しながら、香りをみたり、
うっかり^^;落としすぎた時に調整をしたりします。
作り終われば、気が付いた事、完成品の感想などを書いたりしています。
こういった自分だけのレシピ集は、あとあと色々と役立っています。】
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